自由を目指す雑魚ブログ

人は誰でも雑魚からスタートする。目指すは自由、健康、快適な人生。

麻のすばらしさ~大麻草の歴史 

大麻と私たちの生活

 日本文化、生活に馴染んで

 いたはずの大麻草は・・・ 

 縄文時代

 

 世界最高の文明である縄文時代の人々は、

大麻栽培を行い、生活の必需品としていました。

考古学者は「麻は人類にとって最も古い

農作物の一つである」という物的証拠を

みつけています。

 

 福井県三方町の鳥浜貝塚遺跡では、地下7メートルで

今から約1万2,000年前(縄文時代創世記)、

約6メートルで約8000年前(縄文時代早期)、

約3メートル地下で約5500年前(縄文時代前期)、

の居住遺跡が見つかっています。

ここの縄文時代前期の遺物からは、赤漆塗の櫛(くし)を

はじめとする漆製品、編物、縄などの遺物も

見つかり、この遺跡の創世記である1万2000年前の

遺跡からは、大麻草の種が見つかっています。

 

この遺跡からは六種類の縄が出土していますが、

このうち二種類は麻縄です。大麻草の繊維は

植物の中では最も長く大変丈夫なため、ロープに

するには最適です。またこの時代、麻で

作られた布やポシェットも出土しています。

 

 弥生時代

 吉野ケ里遺跡(佐賀)、

登呂遺跡(静岡)から出土した布も、

大麻から作られていました。

 

 古墳時代が終わり飛鳥時代

 政治機構が確立し、大宝律令養老律令

発布され、租庸調(そようちょう)の

税制が定められました。

 租は現代の地方税のことで、

庸は元来は、京へ上って労役が課せられると

されましたが、その代納物として、

布・米・塩などを京へ納入したものを庸といい、

布には麻布が含まれていました。

 調は繊維製品である絹・糸・麻布が基本で、

東国から京までは遠いため、運びやすく軽い

麻布が多く利用されていました。

 

 奈良時代万葉集には55首の歌が

収められており、日本各地で麻が栽培されていた

ことがわかります。

 

 庭に立つ 麻手刈り干し

  布さらす 東女を 忘れたまふな

        万葉集 巻四521

 

 武士の時代

 兜を大麻繊維で飾り、馬具の手綱や紐にも

大麻繊維、弓の弦、火縄銃の火縄などにも

使われていました。

 

 江戸時代

 庶民の衣服は木綿へと代わっていきますが、

風通しが良く涼しい為、夏の衣服や武士の裃は

大麻布を使っていました。

 

 明治以降、大正~昭和初期(戦中、戦後)

 大麻はその軽くて丈夫な性質により

軍需用として夏服、陸軍の軍馬の手綱、

海軍のロープなどに利用され、大東亜戦争において

需要の急拡大から増産計画が立てられました。

 

 戦後、GHQの指示

 大麻取締法を制定させられ、それまで

全国で栽培されていた大麻は、都道府県知事の

許可制となり、次第に大麻農家の数は

減っていきます。

 敗戦を転記に、日本文化、生活に

定着、馴染んでいたはずの大麻草は

取締りの対象となってしまい、

姿を消していきました。

 

 麻の実は縄文の頃から食べられ、稲、黍(きび)、

大麦、小麦、大豆、小豆、粟(あわ)、大麻

を八穀といい現代でも各家庭に大抵ある

七味唐辛子にも大麻の実が入っています。

   

   麻のすばらしさ・

    はやわかりHanbook  から

 

 

 ここで改めて、すべての日本人が

麻、大麻草が持っている魅力、素晴らしさに

気付き、再認識する必要があります。

 

 予防医療についても、絶大な効果が

あることで知られています。