食物繊維で元気に秋・冬を過ごそう。旬の食材でお腹の不安を解消
食物繊維とハナビラタケ
秋の食材はビタミン、ミネラル、食物繊維が
豊富で、夏場の疲れをとる働きがあり
厳しい冬に備えた体つくりに役立つと
いわれています。
また、栄養素だけでなく食材の持つ味わいは
「春は苦み、夏は酸味、秋は甘み、冬は厚み」
という具合に、季節ごとに変化します。
(厚みとは~味がこってりしていて、美味しいこと)
春は毒消しの苦み、
夏は疲労回復、
秋はエネルギーを蓄えるための甘み、
冬は身体を温めるための厚み、
私たちが本能的に求める味と
一致しているのはおもしろいですね。
秋の旬の食材の中でも、今回注目したい食材は
サツマイモとキノコです。
一見、共通点がなさそうな両者ですが
「食物繊維」という共通点があります。
言わずもがな、さつまいもは食物繊維たっぷりです。
焼き芋やふかし芋を割ると、繊維状のものが
絡み合っていますよね。
キノコは一年を通して旬がありますが、
多くは秋です。
シイタケ、しめじ、舞茸、などがあります。
ちょっと、高価ですがやはり秋といえば
香りが素晴らしい松茸も食べたいですね。
意外ですが、秋は胃腸のトラブルが多い季節です。
(冬、年末年始も多いですが)
これから乾燥していくので水分不足になりがちです。
また、夏場の冷えを持ちこしたり、
朝晩と日中の寒暖差が激しくなり
腸への負担が大きくなります。
そこで活躍するのが、
食物繊維を多く含んだ食材です。
食物繊維たっぷりな旬の食材をたくさん食べて
お腹のモヤモヤ、不安をスッキリ解消しましょう。
毎日食べるのが難しいという方は
料理に、乳酸発酵ハナビラタケをサッと振りかける
だけで
手軽に食物繊維を摂ることができます。